クニペックス プライヤーレンチとウォーターポンププライヤー

自前工具紹介

クニペックスとは

クニペックスはドイツの工具メーカーで主にプライヤーを製造しています。

高品質な工具で私も品質の良さには納得しました。

今回紹介するこのふたつの工具は使用頻度は高くオススメできる工具です。

プライヤーレンチ

まずはプライヤーレンチの紹介です。

私もこちらを購入したのは最近ですが、初めて使った時は「おっ!これいい」となりました。

何がいいかというと、スパナやモンキーレンチに似た役割を果たしますが、これ一本で、サイズを自由に変更することができます。

スパナやモンキーレンチにはないのが、握れば握った分だけ先端でつかんだものを握ってくれるということです。(プライヤーはそういうもの(笑))

これが、通常のスパナではサイズにあったスパナを購入しないといけません。

モンキーレンチの場合、サイズは自由に変更できますが、サイズを合わせても、少しガタがあるため、使ってて不安になります。

しかし

このプライヤーレンチでは握った分だけボルトやナットを握ってくれるため、ガタがありません。

しかも、真ん中のボタン(PUSH)を押したままギアをずらすと、サイズが自由に変更できます。

プライヤーのいいところはこのサイズ変更をすると、握っている柄の部分も一緒に動くため、ミリ数の大きいボルトなどを掴むときでも、柄が大きく広がりすぎることなく、力が入りやすい幅で使用できるということです。

上の写真のようにサイズ変更した場合、柄の部分は閉じていても、先端のボルト等を掴むところは広がっています。

例えば20mmのボルトを掴むときに先端のサイズを20mm丁度に合わせた場合、そのまま掴むことはできないので、柄の部分を広げて掴むと思います。

この時、数ミリ開くのに柄の部分を少し広げてあげるだけで数ミリ開くので、柄を大きく広げる必要がなく、力を入れて掴むことができます。

これがプライヤーのすごいところだと思っています。

次にプライヤーレンチの場合、先端の形状が平たくなっているため、掴んだものを傷つけにくくなっています。

掴むものが金属なら問題なく使用できますが、相手がプラスチックなど柔らかいものの場合は、相手を破損させる恐れがあるので、注意が必要です。

オススメポイント

1,剛性が高い
  クニペックスの製品は剛性があり、かなりしっかりしたつくりの印象です。

2、柄の部分が外れない
  安いプライヤーの場合、柄の部分についているキャップのようなもの(クニペックスではオレンジ
  の部分)が使っていると外れてくることがありますが、クニペックスは外れません。

3、絶妙な角度
  先端で物を掴んで回す場合、このものを掴む位置と柄を握っている手の位置関係的に力が入りやす
  く、回しやすい形状になっていると思います。


ウォーターポンププライヤー

こちらのウォーターポンププライヤーも基本的にはプライヤーレンチと使い方は同じです。

大きな違いはボルトをしっかりと握って固定できるところです。

ボルトを緩めるときには基本使いません。

例えば錆ているボルトをウォーターポンププライヤーで握って固定し、ベルトコンベアなどで削るときや、ホースクランプなどつかんで外す際など何かを掴むというのに便利な工具です。


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