今回はコーケンのラチェットについての紹介です。
まず、初めにコーケンのラチェットについてネットや広告でよく「ココがいい」と言われるのが、空転トルクが軽いということです。
空転トルクとは、手でギアを回した時の軽さのことで、ここが重いのと軽いのでは全然違います。
ボルトをねじ込む際、最初はねじ山が正しくかみ合うまで手で回し、かみ合ったとこでソケットをつけたラチェットを手に持ち、写真のように指でソケットを回す時があります。
この時空転トルクが軽いとかなり楽に回すことができるんです。
今回普段私が使っているコーケンラチェットについて、空転トルク以外にもイイと思うところやオススメできるポイントを紹介したいと思います。
普段私が使用しているコーケンラチェットは全部で4本あります。
1/2が1本、3/8が2本、1/4が1本です。
それぞれ用途や特徴について紹介したいと思います。
1/2ラチェット
1/2差込のラチェットですが、こちらは長さが410mmあるので高トルクのボルトを緩める際によく使用します。
手でギアを回した感じではそんなに歯数は多くない印象ですが、手で回したときに手に伝わってくるギアの回る感触からすると、結構強度がありそうな作りに感じます。
実際にねじロックでかなり固く締まっているナットやボルトを緩めても、怪しいところがないので頑丈さが伝わってきます。
剛性感がかなりあるところが気に入っています。
長さも410mmと長すぎず、短すぎずで丁度いい長さだと思います。
3/8ラチェット~114mm~
続いて3/8ラチェットについてです。
こちらのラチェット、サイズ的には手のひらサイズで一般的なラチェットだと思います。
高トルクのかかってない箇所によく使用しますが、私が特によく使うのがジャッキアップした際に高さの微調整用のラチェットとして使用します。
手のひらサイズというところがポイントで、高さ調整にはピッタリのラチェットです。
3/8ラチェット~280mm~
続いて280mmのラチェットについてです。
このラチェットはよくオイル交換時に使用します。
40N・m前後で締め付けられたドレンボルトとオイルフィルターを緩める際に使用します。
オイルフィルターは車体の少し入り組んだところにあったりします。
ラチェットは入るが、ハンドルを回すには首振り機能があった方が可動域が増えてフィルターを緩めやすいことから、首振り機能付きのラチェットを購入しました。
オイル交換の作業頻度はかなり多く、他にもトルクがやや高い箇所のボルトを緩める際に使用するため、使用頻度は高いラチェットです。
こちらの首振り機能は無段階で変化しロックできないため、ボルトを緩める際はボルトがなめないように注意が必要です。
1/4ラチェット
最後に1/4のラチェットです。
このラチェットは正直あまり使いませんが、あると便利なラチェットです。
主な用途は狭い箇所での使用
ビットホルダーをつけてビットラチェットとして使用したりします。
狭い箇所に必要な機能としては、やはり空転トルクの軽さが重要です。
例えばボルトを締めたり緩める際、ラチェットが回せないくらいの狭さだったり、ギアの送り角が大きい場合は一向にボルトが回っていきません。
このコーケンラチェットは送り角も小さく、空転トルクもかなり軽いため狭い箇所での作業には魅力的なラチェットです。
また、小さいながらも剛性感があり1/4のラチェットにしては安心感があります。
まとめ
コーケンのいいところを紹介しましたが、正直他のブランドメーカーのラチェットを使用したことはありませんが、金額的に考えてもコスパはかなりいいと思います。
やはりMADE IN JAPANです。
私はプッシュボタン式のラチェットは持っていませんが、用途によってはプッシュボタン式がいいと思います。
例えばオイル交換などの作業の場合、オイルまみれの手でソケットを交換する時にソケットが外れないことがあります。
そんな時は、プッシュロック式のラチェットだとすんなりストレスなくソケット交換ができるので、いいかもしれません。
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